ICL手術を受けてみた Part1: 検討・準備編

はじめに

先日、数ヶ月かけて準備してきたICL(視力矯正)手術を受けてきました。

この文章を書いている今は術後3日目。痛みや目の不調などはなく手術には非常に満足しています。

今の所やってよかったという結論ですが、もちろん施術する前は迷いもありました。術後数日は安静にする必要があるらしく、会社からも休暇をもらえたので、この機会に今回のICL手術について体験や感想としてまとめてみようと思います。

ICLを受けようと思ったきっかけ

私の場合、中学頃から近視が強くなり始め、コンタクト、メガネなしでは生活できないレベルでした。定期的に運動をするので普段はコンタクトを着けていましたが、仕事柄PCを長時間見るため夜中になると目がゴロついてきます。慣れてはいますが、旅先でのコンタクトのケア用品の準備も手間です。あと、よく夜行バスに乗りますが、コンタクトとの相性は最悪です。コンタクトを脱着しようにも車内では手は洗えないし振動もります。近視のデメリットをあげればキリがありません。

煩わしさをずっと感じ続けて10年以上、そんな時に目にしたのがこれです。

今年3月ごろにステマとして話題になったあれです。私もまんまと影響を受け、視力矯正を真剣に検討し始めました。社会人になって1年立ち、金銭面でも多少余裕ができてきたのも大きいです。

視力矯正方法の選定

私が調べた限りで有力な矯正手法は大まかには以下の3つ。それぞれ一長一短があるようです。

  1. レーシック系: レーザーによる角膜屈折率変化
  2. ICL: 眼内コンタクト
  3. オルソケラトロジー: 寝るときだけ装着するコンタクト

個人的に重視した選考基準は、こんな感じ。

  • 見え方の品質重視
  • 金額は気にしない
  • コンタクト手間を無くしたい

 まず、3つ目のオルソケラトロジーは手術をしないということで興味深かったのですが、やはりレンズの脱着やメンテナンスの手間を考えると今のコンタクト生活をあまり変化がなく、魅力が薄いと感じてしまいました。そもそも私は強度近視ですが、オルソケラトロジーは強度近視には向いていないようです。そんなわけで今回は候補から外れました。

あとはレーシック系とICLの比較です。ネットで調べる限り、強度近視の場合はICLが常套手段なようです。ただ、この時点では確定はせず、病院に行った時に専門家に判断してもらうばいいかと考えました。

ちなみにレーシックとICLの比較は山王病院さんのページが参考になりました。

そもそもICLって何?

既にご存知の人は飛ばして下さい。

以下はWikiの抜粋です。

有水晶体眼内レンズ(英: Phakic Intraocular lens)は主に強度の近視矯正を目的に、有水晶体のまま眼内レンズを挿入する際に使用する眼内レンズである。眼内コンタクトとも呼ばれる。

有水晶体にて眼内レンズを挿入することにより、調節力を維持することが出来る。また見え方に不満があったり、種々不都合があった際には、容易に除去することも出来る。 また薄い角膜厚、円錐角膜などでレーシックなどの近視矯正が出来なかった症例にも行うことが出来る。 またレーシック等の手術を組み合わせることにより、従来 矯正ずれを起こしやすかった強度近視などに良好な矯正効果を得れるようになった。 以前のような白内障などの合併症も減っており、欧米や韓国ではレーシックを凌ぐ勢いで使用されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%BC%E5%86%85%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA#%E6%9C%89%E6%B0%B4%E6%99%B6%E4%BD%93%E7%9C%BC%E5%86%85%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA

一言でまとめると、目の中に入れるコンタクトレンズです。

レンズを製造しているスター・ジャパン合同会社が動画で概要をまとめているので紹介します。

ICLの問題点

一時期、レーシックの失敗事例が話題になりました。レーシックは角膜を削る非可逆な術式なため何かあった際にもとに戻せません。レーシックで有名所の病院といえど、ネットを探せば失敗談が沢山見つかります。

じゃあICLの場合、何かあってもレンズを取り出せるから絶対に安全かというとそうではないようです。いくつかリンクを紹介します。ICLのこういった事例はレーシックに比べあまり見当たらないため、大変参考になりました。

上のリンクの方は、レンズを取り出した際に乱視が強くなってしまったそうです。確かにレンズを取り出して視力はもとに戻せるものの、取り出す際には挿入時よりも大きく目を切るため乱視が出てしまったようです。昔、目を怪我して乱視出てしまった友達を思い出しました。

ICLならではの問題もあります。下のリンクによるとレーシックと共通のハロー・グレア減少以外にもレンズのフチがキラキラして見える減少が起きるようです。ハロー・グレアと同じように、人によっては非常に気になるかもしれません。

視力矯正全般に言えることですが、視力が上がることによって頭痛や立ち眩み、吐き気が起こる可能性もあります。手術が問題なく行われ視力が上がったとしても、その人にとって成功になるとは限りません。

ICLを受けるモチベーション

私がICLを受けようと、最も背中を押されたのは以下の記事です。

眼科医の方でコンタクトを着ける人が少ないことは有名です。実際に目のプロフェッショナルだからこそ危険性を熟知されているのでしょう。ただこの方は眼科医でありながらICLを施術され、そのことをブログにまとめてくださっています。

ブログによると、ICLは眼科医の中でも評判が良いらしく、この方も同じように運動時のメガネの煩わしさからICLを受けることを決心されたようです。個人的に一般的な眼科医の方がICLを受けることで安心感は非常に強くなりました。レーシック同様、問題は術式というより、ちゃんとした医師による検査と施術、アフターケアを重視すべきだと考えました。

また、私も含め普段何気なく利用しているコンタクトレンズでも危険性は存在します。「コンタクト 失明」と検索すれば事例が多く見つかります。私の場合、普段からコンタクトを着けますが、このままICLを受けずにコンタクを生活を続けたとしても安全とは言い切れないという事実もICLを受けるモチベーションになりました。

以下はコンタクトのデメリットの一例です。

  • 角膜への負担
    コンタクト利用歴が長いと角膜が削れ薄くなる可能性
  • 手入れによる衛生面
    手でレンズを洗うため衛生面に気をつける必要がある
  • 酸素不足
    レンズで酸素を通しづらくなるため、目への負担増加
  • 視界が濁る
    花粉の時期や分泌液内のタンパク質でレンズが濁り視界が鮮明でなくなる
  • 目がかゆい!
    個人的に最も大きな問題ですが、花粉症で目が痒くなりやすい

ICLについて調査をしていた2018年4月時点では、8割方ICLを受ける気持ちでいました。

病院の選定

最終的に「神戸神奈川アイクリニック」に決めました。自分で書いていてなんですが、病院名を具体的に出すとちょっと胡散臭くなってしまいますね。この記事はステマ記事でもなんてもありませんのでご心配なく。

判断基準は、やはり安全・信頼性です。調べるといつくか有名所の病院がすぐに見つかります。レーシック系専門もあれば大学病院もあります。個人的には大学病院、かつホールICLを開発した山里大学病院は調べた限り信頼も実績もあり魅力的でした。ただ、同じことを考える人が急増し、山里大学病院は現在(2018/10月時点)、紹介状なしではICLの受信はできないようです。

そのため、術式として有効力候補だったICLの評判がいい病院を探しました。そこで見つかったのが上記の病院です。理由として、所属している「北澤先生」の存在が大きかったです。ICLの執刀は1万件以上、ICL手術の指導医もされている方です。

あまり悩み続けても始まらないので、一度病院で診察を受けてみることにしました。

続き

検診や術後経過などを含めた続きは、また別の記事に近い内にまとめたいと思います。

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